福祉用具専門相談員の給料・年収
年収 | 350万円~580万円 |
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月給 | 16万円~25万円 |
時給 | 900円~2,000円 |
高齢化の影響などで、介護施設を利用する人も増えてきました。
それに伴い介護施設も多くなり、介護の現場では介護スタッフが足りないところも多くあります。
求人誌やインターネット上の求人サイトなどでは、介護スタッフの求人をよく見かけるようになりました。
その中の一つに福祉用具専門相談員という職種があります。
介護現場では様々な職種の人たちが働いていますが、福祉用具専門相談員の給料や年収はどうなっているのでしょうか。
高度な介護知識が求められます
介護施設では多くのスタッフが仕事をしていますが、介護業界を目指している人の中には福祉用具専門相談員を希望している人もいます。
福祉用具専門相談員の実際の仕事は、介護利用者の住宅環境、疾病状態、また使用している用具を把握することから始まります。
介護保険対象となっている福祉用具は、レンタルするものと販売できるものに分類されます。
その中でレンタルできるものとしては、車椅子やその付属品、ベッドや付属品、手すり、スロープ、歩行器、歩行補助杖などです。
また販売できるものとしては、簡易浴槽、腰掛便座、特殊尿器、移動用リフトで使うつり具部分などがあります。
福祉用具専門相談員はより高度な介護知識が求められますので、給料や年収も高く設定している介護施設も少なくありません。
給料や年収が高めに設定された事業所もあります
福祉用具専門相談員の給料や年収ですが、実際に働く地域や介護施設などによって変わってきます。
介護職員や介護事務の年収とあまり変わりがありませんが、平均して350万円~580万円程度になっています。
全国的に見た場合、東北・九州地域などで低く、関東・関西地域では少し高めに設定されています。
また大手企業が開設している介護施設や福祉用具専門の企業では、給料や年収も高くなっています。
さらにシルバーマークが指定された事業所でも、年収は高めになっています。
シルバーマークの指定された事業所では、資格取得時により高度な内容の演習を行うこともあり、その分収入も良くなっています。