作業療法士の給料・年収
年収 | 350万円~450万円 |
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月給 | 23万~27万円 |
時給 | 2,000円前後 |
作業療法士は、食事や入浴といった日常生活での動作、また手工芸やレクリエーションなど、様々な作業活動を通して身体と心のリハビリを行うスペシャリストです。
医療現場における作業療法士の役割も大きなものになっています。
主にリハビリ業務を行います
作業療法士の資格があれば、病気やケガなどで身体に障害を持つ人、また事故などが原因で身体が不自由になった人たちに対して、様々なサポートを行うことがではきます。
この場合、医師の指示の下でリハビリテーションを実施し、身体が不自由な人たちに対して、日常生活に必要となる能力を高める訓練や指導を行います。
仕事の内容はリハビリが主になりますが、身体的・精神的なリハビリになります。
身体的なリハビリは関節や筋肉を動かす訓練を行い、日常生活に復帰できることを目標にしています。
また精神的なリハビリについては、気分転換や今までの考え方を変えてあげたりします。
これらのリハビリは、今後の生活を見通して考えていく必要がありますので、事前の計画も必要です。
そのためより専門性を求められますので、給料や年収も高くなっています。
給料や年収が高い事業所もあります
作業療法士の給料や年収ですが、平均的には23万~27万、また年収で見ると350万円~450万円程度になります。
もちろん勤務する事業所や、仕事の量などによって金額も変わってきます。
正規職員として働く人もいますが、その中にはパートやアルバイト、また派遣といった働き方もあります。
その場合の給料は、時給換算で2,000円程度になります。
給料の高い事業所もありますが、その場合は地域などに注意する必要があります。
作業療法士としての専門性を活かしたいのであれば、福祉施設での就業をお勧めします。
医療現場では理学療法士などと仕事が被ったり、また強い影響を受けたりすることもあります。
しかし福祉の現場であれば、工夫次第ではより深い専門性を現場に提供していくこともできます。