介護士の将来性
介護サービスを利用する人が増えている一方、介護サービスを支える介護スタッフの人たちが足りないのも事実です。
求人案内などでも、介護スタッフの募集を行っている介護施設を見かける機会も増えてきています。
介護施設側も優秀な介護スタッフを獲得するために、綺麗な施設など働きやすい職場を提供してするところも少なくありません。
そういう中で、専門職である介護士を目指す人の数も増えてきています。
介護士を目指す人にとって、介護士の将来性が気になるところでもあります。
介護士の資格について
介護士の資格は1987年に誕生しましたが、誕生からすでに28年以上が経過しています。
資格が誕生する前の介護業界では、介護の仕事を行うのは子育てが終わった主婦の仕事というイメージがありました。
また保母の資格を取得した人が、福祉のプロフェッショナルとして介護の仕事に就くケースもありました。
しかし高齢化の進展とともに介護サービスを利用する人も増え、限られた人数で介護を行うのにも限界が出てきました。
そういう背景もあり、2000年以降、介護保険制度の創設を契機に、介護サービスとして多くの民間業者が参入するようになりました。
介護士の仕事は介護保険制度が開始されて以降、活躍の場を広げてきています。
介護福祉士の将来性について
介護士の仕事は高齢者のお世話をするといったイメージがありますが、実際の介護士の仕事は多岐に渡っています。
介護施設や在宅介護事業所、また社会福祉協議会や地域包括支援センターなど、介護士の専門知識や専門技術を活かせる場所が増えてきました。
介護福祉士の専門性については、これまでも様々な議論が行われてきました。
そして最近では介護福祉士の教育内容に注目が集まり、介護福祉士養成校でのカリキュラムの編成も行われています。
介護サービスを利用する人も、毎年増加してきています。
このように介護業界は現在需要が伸びており、その中で働く介護士の役割も大きくなっています。