介護事務の給料・年収
年収 | 300万円前後 |
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月給 | 15万円~20万円 |
時給 | 850円~ |
一般企業で事務職として仕事をしている人も多いと思いますが、介護業界でも事務専門の人たちが働いています。
介護施設での介護事務は、主に介護に関する事務全般を扱うことになりますが、一般の事務とは大きく異なっています。
主に行われているのが、介護報酬請求業務になります。
介護報酬制請求業務を中心に、その他の一般事務も取り扱います。
介護業界で事務の仕事を希望している人も多いと思いますが、実際の給料や年収はどのようになっているのでしょうか。
専門性を求められる職種です
現在の介護保険制度によると、国や自治体が費用の9割を、そして介護サービスを利用している人たちが1割を負担する仕組みになっています。
そのため、実際に介護サービスを利用された場合、介護保険制度により国や自治体、また介護サービスを利用した人たちの負担額を計算して、 介護報酬請求書を国に提出することになります。
介護報酬の金額や介護サービスの内容は、地域、介護サービスの種類や回数などによって実際の費用も変わってきます。
そのため介護事務は、介護制度をきちんと理解して、正確な請求業務を行う必要が出てきます。
介護施設で働く介護事務の方は、こうした背景からより専門性を求められることになります。
アルバイトやパート雇用が多くなっています
介護施設で働く介護事務の給料は、月給ではなく時給で支払われるケースも多くなっています。
これは仕事に波があり、忙しい時期と落ち着いた時期がはっきりとしていますので、介護施設側もアルバイトやパートで雇用するほうがよりメリットが大きいと思っているからです。
実際の介護施設での介護事務の例を見てみますと、パート雇用の時給は850円前後になっています。
しかし介護施設によっては資格手当などが適用されるところもあり、介護事務職員の中でも、介護士などの資格があれば時給がアップすることもあります。
正規職員の場合であれば給料は平均で15万円~20万円前後、年収は300万円前後のところが多くなっています。