ケアサービスの給料・年収
株式会社ケアサービスは東京都大田区に本社をおき、1970年設立の介護サービス事業、福祉用具貸与・販売、遺品整理などのクリーンサービス、亡くなった方の支度を整えるエンゼルケアといった事業を展開しています。
その事業所は概ね関東・東北地方に広がり、東京都23区に79か所、全部で98か所を数えます。
介護サービス事業の子会社が上海にあり、海外にも事業展開している大企業と言えるでしょう。
ケアサービスは、介護からエンゼルケアまで一貫したサービスを提供している日本で唯一の企業とか。
ここでは事業の多くを占める介護サービス事業をご紹介します。
特徴のひとつはケアプラン作成
ケアサービスには、居宅介護支援(ケアプラン作成)をトップに、デイサービス、訪問入浴・介護、ショートステイといった在宅や通所型の介護サービス、そしてサービス付き高齢者向け住宅の提供があります。
具体的にどういったものか見ていきましょう。
ケアサービスの居宅介護支援では、介護保険サービスの利用者からの相談に応じて、本人や家族の希望のもと、本人に適したケアプランの作成を行ってくれます。
また、サービスが適切に提供されるように、サービス事業者の選定や、連絡・調整を図れるようにも支援してくれるので、安心して任せられることでしょう。
こういった支援サービスにはケアマネジャーの存在がかかせませんが、ケアサービスでは、看護師・社会福祉士・主任ケアマネジャーといった幅広い資格を有するスタッフが多数在籍しているとのこと。
身近に専門の意見を取り入れることができる体制なので、利用者の心配を軽減できることに繋がることでしょう。
このケアマネジャーは、法改正や世代の移り変わりによるニーズの変化にも対応できるように、定期的な勉強会で研鑽を積んでいるとのことなので、利用者にとっては常に最新の有益な情報が得られると考えられます。
また、特に身だしなみにも気を遣っているなど、利用者が接しやすく相談しやすいように、さまざまなことに配慮している点が、ケアサービスのケアマネジャーのいいところですね。
ケアプラン作成の費用は全額、介護保険から出るので、ケアマネジャーへの相談は無料ですから、気になることがあれば気軽に相談できます。
在宅や通所型の介護サービス
次にケアサービスのデイサービスは、個室タイプの浴室、大浴場、音楽療法の実施、認知症専門、日曜営業など、デイサービスセンターごとに特色が異なるのが魅力のひとつです。
さらにコミュニケーションを重視しているため、スタッフや同世代の利用者との会話などを楽しみ、また来たいと思えるサービスを提供してくれる点が、利用者にとっては使いやすいのではないでしょうか。
特にデイサービスの入浴設備は、機械浴、個浴もあり利用者のニーズに合わせることも可能で、要介護度が重度の方にも柔軟に対応してもらえるのが、強みのひとつですね。
そして訪問入浴には、30年以上蓄積したノウハウがあるので安心して任せられると言えるでしょう。
入浴時には必ず看護師が付き添い、入浴前・後の体調チェックや、家族やケアマネジャーへの定期的な報告制度を徹底するなど、安心・安全に努めています。
訪問介護は、依頼に対し最善の体制を整えられるよう、素早い対応を心掛けているとのこと。
1度だけの依頼や不定期の依頼も受けてもらえる柔軟性が、自慢のひとつだそうです。
さらにショートステイの特徴は、全室完全個室なのでプライバシーを尊重してもらえ、快適に過ごせることにあります。
もちろん24時間のサポートがありますし、自立支援も強化しているので機能回復対策にも期待が持てることでしょう。
また、教室活動はプロ講師によるため、本格的な内容が充実しています。
サービス付き高齢者住宅、フォーライフ
ケアサービスの提供するサービス付き高齢者住宅は4施設あり、国の「特定施設入居者生活介護」の指定を受けています。
ヘルパーが24時間365日常駐し、各室完全個室で家族の宿泊も可能、日中は看護師も常駐するので日々の健康管理や相談も安心してできることでしょう。
認知症の方や介護度が高い方も入居可能で、利用者に合ったケアプランの提案はもちろんのこと、医師や看護師と連携して機能回復を目的としたプランも提供してくれる点も特徴です。
さらにフロントサービスといった、不在時の訪問者への対応や、外出・帰宅の管理、郵便物や宅配物の受け取り、電話の取り次ぎに加え、タクシーや訪問美容などの手配など、利便性の高いことが魅力のひとつです。
また、「自分らしい最期」を迎えるための看取り介護の体制も確立している点が珍しく、終の棲家として家族と寄り添って利用できるので一層安心ですね。
介護からエンゼルケアまで、を標榜するケアサービスならではの介護事業と言えるでしょう。