ケア21の給料・年収
株式会社ケア21は大阪市北区に本社をおく、介護保険法に基づく訪問介護事業、居宅介護支援事業および施設の運営を行っている、1993年に設立した会社です。
関係会社も多く、介護ステーションは全国に広がるなど、広範囲に事業展開をしています。
訪問介護を原点としているため、自宅で楽しく、自立した生活を送れるようなさまざまな工夫と改善に努め、質の高いサービスを提供している在宅介護事業は充実しているといえるでしょう。
ケア21の在宅介護事業とは
要介護認定申請代行、ケアプラン作成を始め、自立支援ホームヘルプ、ホームヘルプ、介護タクシー、福祉用具のレンタル・販売、住宅改修など、そのサービスは多岐にわたります。
そのトップにあげられる要介護認定申請代行サービスは、わずらわしい手続きである市町村への要介護認定申請を代行してくれるものです。
要支援と認定された方にはケアプランの作成が必要ですが、ケア21にもケアプラン作成サービスがあるので安心です。
自立支援ホームヘルプサービスは、高齢者のほかに障がい者(障がい児)の方も対象としています。
このサービスは、自立支援給付の支給により、一部負担金でサービスを利用できる場合があるので、まずは各市町村の保健福祉センターに相談することが必要です。
サービスの内容は、調理や洗濯、買い物などの家事援助、食事・入浴・排泄・移動などの身体介護、通院介護のほか、居宅における入浴や排せつ、食事の介護、外出時の移動中の介護など、重度訪問介護もあります。
また、家庭生活の中での困りごとを援助してくれるホームヘルプサービスは、ケア21のホームヘルパーや介護福祉士が家庭を訪問し、食事、入浴、排泄の介助や炊飯、掃除、洗濯といった日常生活を手助けしてくれます。
ホームヘルプサービスは、全額自己負担になりますが、介護保険を利用しない方も利用できるので、家庭の状況に応じて利用するといいかもしれません。
さらに、介護タクシーサービスはすべて2級以上のヘルパー資格をもった運転手なので、一層安心です。
車は全て車いす対応の仕様になっていますので、身体が不自由なかたでも大丈夫。
通院や通所などの以外での毎日の買い物やお墓参りなど、日常生活で利用できます。
ケア21のホーム「たのしい家」
「たのしい家」は、ケア21が介護施設として展開する介護付有料老人ホームおよびグループホームの総称です。
関東圏、関西圏、名古屋、福岡に展開しており、今後もさらにオープンを予定しているとのこと。
基本方針は、「安心と安全の護られた生活」、「楽しい、生きがいのある生活」、「ゆとりのある生活」、「語り合える生活」といった全ての生活を入居者が送れることを第一に掲げています。
介護付有料老人ホームは、入浴、排泄、食事等の介護、その他日常生活の世話、機能訓練および療養上の世話を行っているところです。
「たのしい家」のホームページによると、月額利用料金から施設検索ができ、入居一時金や空き室状況も一目でわかるようになっているので、インターネットでの検索に便利なように充実しているところが魅力です。
その月額利用料金はグループホームも同様で、13万円未満、13万から15万円、15万から18万円、18万円以上の4つに分類され、費用が分かりやすく設定されています。
建物の様子や庭の有無、自然環境、機能訓練や医療面での充実度具合などは、各ホームや利用プランによって異なるので、好みや利用者の必要な事柄で選択するといいでしょう。
グループホームでは、認知症のために介護を必要とする方向けに、定員9人での共同生活住居において、日常生活上の世話などを行っている施設です。
介護付有料老人ホームもグループホームも、体験利用や体験入居ができるようになっています。
なんとデイサービスの利用料は無料、また体験入居は1泊2食付きで6,300円とそれほど高くありませんので、いずれも気軽に体験できると言えるでしょう。
デイサービスセンター たのしいデイ
関東を中心に仙台から九州まで30か所あり、介護施設に日帰りで通い、食事や入浴、レクリエーションなどの機能訓練が受けられる施設で、要支援・要介護認定者の方が利用できます。
泊まりでの利用など、利用者のニーズ応じてのサービスも提供しており、その利用料金は、要介護認定者と予防介護認定者で区別されますが、料金体系がホームページで明記されているので、利用の検討がしやすいでしょう。
住み慣れた自宅で元気に暮らしたい、という願いを最優先し、それを支えるために訪問介護をはじめとする在宅系のサービスを充実させ、あるいは自宅のような生活を実現する努力がケア21を支えています。